# Inferio > Inferioは請求書・領収書・銀行明細・契約書・KYC書類を、検証済みの構造化データに変換するAI OCRプラットフォームです。日本対応(T番号 + 電帳法)を標準搭載。AP・コンプライアンス・連携チーム向け。 Built by LAR Technology. Canonical site: https://inferio.xyz · Developer docs: https://docs.inferio.xyz. ## 主な特徴 - **カテゴリ:** 請求書・領収書・銀行明細・契約書・KYC(本人確認)書類向けの AI OCR/インテリジェント文書処理。 - **抽出:** Claude Vision によるレイアウト認識型の項目抽出(取引先名、Tインボイス番号、明細行、税区分、日付、金額)。テンプレート依存の位置ベース OCR ではありません。 - **日本対応:** 適格請求書(インボイス)制度に対応。Tインボイス番号は国税庁(NTA)の公開 API でリアルタイム検証。文書は暗号タイムスタンプ付きで保存し、電子帳簿保存法の要件を満たします。 - **検証と精度:** 各文書にドメイン固有のバリデータ(Tインボイス番号、IBAN/BIC、日付・金額の整合性)を実行。信頼度が低いフィールド(0.75 未満)は人手による修正 UI に表示され、修正はモデルに学習されます。 - **連携:** freee、MoneyForward、Salesforce、NetSuite、SAP、またはカスタム ERP へ直接同期。冪等・リトライ安全・バッチ対応のコア REST API に加え、Node/Python/Go SDK を提供。 - **入力:** PDF/PNG/JPG/TIFF をドラッグ&ドロップ、メール Webhook、または REST API で取り込み。複数ページ・バッチ対応。 - **料金:** ページ単位の従量課金。初期費用・サブスクなし、不採用ページは無課金。トライアルクレジットで初回バッチをカバーし、ページ単価は月間ボリュームに応じて自動的に低下、大規模で約 $0.005/ページまで。大量利用はカスタムレート。 - **エンタープライズ:** 銀行・物流・大手 SME 向けの Inferio Enterprise(貿易インボイス、信用状、KYC)。自社文書での有償 PoC あり。 ## Inferio の利用方法 - **Webダッシュボード** — 仕入先請求書をAdmin UIにドラッグ&ドロップ。同期前に例外を承認または修正。T番号検証、freee + MoneyForwardへの仕訳自動投入、完全な監査証跡 — コーディング不要。 - **Inferio Enterprise** — 銀行、物流、大規模SME向けのB2B文書処理。請求書、L/C、銀行明細、給与記録、KYC — すべて同じエンジン。ERP連携はREST + Webhook。 - **Core REST API** — プレーンなHTTP + JSON。冪等、リトライ安全、バッチ対応。ダッシュボードを介さず、同じエンジンを自社プロダクトやAP自動化パイプラインに組み込めます — ミドルウェア不要。 ## 文書処理の流れ 1. **取り込み** — PDF / PNG / JPG / TIFFをドラッグ&ドロップ、メールWebhook、またはREST APIで受付。複数ページ・スキャン画像も形式自動判定。 2. **前処理** — 自動傾き補正、ノイズ除去、コントラスト強調、低品質スキャンのアップスケール。ソース品質に依らず一貫した正規化入力を提供。 3. **AI抽出** — Claude Visionによるレイアウト認識型抽出:ベンダー名、T番号、明細、税区分、合計。フィールド単位の信頼度付き構造化JSONを出力。 4. **検証** — ドメイン別バリデータ:T番号は国税庁公開API、IBAN/BICは銀行系、日付・金額のクロスチェック。異常はヒューマンレビューにフラグ。 5. **Human-in-the-loop** — 信頼度0.75未満のフィールドは軽量な修正UIに表示。修正はファインチューニング信号として戻り、使うほど精度が向上します。 6. **システム連携** — 検証済みデータをfreee、MoneyForward、Salesforce、NetSuite、SAP、または独自ERPへREST + Webhookで同期。文書ごとに完全な監査証跡を保持。 7. **準拠アーカイブ** — 暗号学的タイムスタンプ付きで保管(電子帳簿保存法準拠)。メタデータは全文検索用にインデックス。標準7年保管。 ## よくある質問 ### Inferioはインボイス制度に準拠していますか? はい — これが主要ユースケースです。抽出されたT番号はすべて国税庁公開APIでリアルタイム検証され、結果(有効 / 無効 / 未登録)が文書レコードに記録されます。税区分(軽減8% vs 標準10%)も明細ごとに分類。無効な登録は会計帳簿に入る前に表示されます。 ### アーカイブは電子帳簿保存法の要件を満たしますか? はい。文書は暗号学的タイムスタンプ付きで保管され、メタデータは全文検索用にインデックス化(ベンダー、日付、金額、文書タイプ)、標準の保管期間は7年です。監査証跡はすべての抽出・検証アクション・修正・同期を取得し、リクエストごとに電帳法級のエビデンスチェーンとしてエクスポート可能。 ### どの会計システムと直接連携しますか? freeeとMoneyForwardはOAuth 2.0で直接統合 — 抽出した請求書がリアルタイムで仕訳として登録されます。ERP(SAP、NetSuite、Salesforce、自社開発)はREST + Webhookで連携。独自のダウンストリームパイプラインも同じ仕組みで連携可能 — Webhookレシーバを署名すれば配信とリトライをこちらで処理します。 ### 現在対応している文書タイプは? 事前チューニング済みJSONスキーマ付きで7タイプを提供:JP請求書(T番号付き)、信用状(Incoterms含む40+フィールド)、銀行明細(IBAN/BIC + 残高)、給与明細(給与 + 控除 + 税)、KYC / 本人確認(MRZ + フィールド)、領収書、発注書。それ以外はダッシュボードでJSONスキーマを定義すれば再学習なしで適応します。 ### Inferio は手書き文字を読めますか? はい。vision-language エンジンは文脈で手書きを読みます(印刷済み請求書への手書きの合計、フォームの金額や日付、短いメモなど)。従来の文字照合型 OCR にはできなかった処理です。手書きの精度は印刷文字より必ず低くなるため、抽出フィールドごとに confidence スコアが付き、しきい値 0.75 未満は自動転記されず人のレビューに回ります。 ### スキャン PDF・複数ページ・スマホ写真にも対応していますか? はい。PDF・PNG・JPG・TIFF に対応し、複数ページの文書も処理します。スキャン PDF は写真のレシートと同じようにページ単位で読み取ります。スマホ写真は抽出前に前処理(傾き補正・ノイズ除去・コントラスト調整)されるため、机の上で少し斜めに撮った写真も通常の入力として扱えます。 ### 抽出したデータを自社の AI や分析に使えますか? それが構造化抽出の目的です。すべての文書が(取引先、日付、明細、税、合計といった)クエリ可能なフィールドになり、死んだ画像ファイルではなくなります。REST API や署名付き webhook で自社のデータベースやウェアハウスに取り込めば、社内の分析・照合・AI アシスタントが正確に答えるためのデータ基盤になります。 ### 実際の日本語書類での精度は? 日本語混在請求書でフィールド単位99%以上、銀行向けL/Cデプロイでフィールド精度99.2%を達成。Claude Visionはレイアウト認識型でコンテキストを推論するため、手書き、傾いたスマホ撮影、ノイズの多いスキャンを従来OCRよりはるかに上手く処理します。信頼度0.75未満のフィールドはヒューマンレビュー対象としてフラグ — これを欠陥ではなく機能として扱っています。 ### エンタープライズ有償POCの内容は? 固定料金 — 2週間で¥500,000。あなたの実書類タイプ3〜5種でサンドボックス環境内のライブ抽出を実施し、グランドトゥルースに対するフィールド単位の精度をベンチマーク、テスト会計 / ERPシステムに接続し、文書化された精度レポートを納品。ベンチマークが目標を達成すれば本番スコープに合意、未達なら2週間の固定料金で学びを得る形に。 ### ボリューム時の1ページあたりコストは? ページ単位の従量制。公開階層:月1,000ページ未満は¥1.8/ページ → 1,000〜10,000は¥1.2 → 10,000〜100,000は¥0.75。月100,000ページを超えるとエンタープライズの従量制料金(文書タイプの複雑さ + SLAに応じて1文書¥5〜¥30)、または予算を固定したい場合は月額シートライセンスが利用できます。 ### 文書はどこに保管されますか? オリジナルは標準でお客様のインフラに保管。Inferioはインメモリ処理のみ — AI提供元はあなたの文書を保持・学習に利用しません。ホスティングプランにはオプションで短期保管ステージングバケット(設定可能、標準7日)がリプレイ用に利用可能。エンタープライズ契約ではデータ隔離を最大化するためモデルをオンプレ展開可能。 ### 参照可能な本番デプロイメントはありますか? あります。大手金融機関向けに信用状の40+フィールドをエンドツーエンドで抽出するシステム(精度99.2%、6名の手作業レビューチームを置換)、給与OCRプラットフォーム(月10,000件超、会計直接統合)、エンタープライズ顧客向けRAGサポートボット(月5,000クエリ、78%をヒューマンエージェントから逸らす)、15種類の文書を分類し下流ワークフローへディスパッチするマルチエージェント文書ルーターなどを出荷済み。 ### Node / Python / Go SDKはありますか? 現時点ではまだ — ただしREST APIはプレーンなHTTP + JSONなので、`axios.post` / `requests.post` / `http.Post`で本日からご利用いただけます。Node、Python、Go向けの本格的なSDKを次に出荷予定。提案技術スタックはサーバー側でPython / FastAPIを使うため、Python SDKが先行します。Developersセクションでメールアドレスをご登録いただくとベータ招待をお送りします。 ### 実装はどのような流れですか? 標準ロールアウトで約6週間の5フェーズ。フェーズ1〜2(週1〜3):お客様テナント上のコアパイプライン + T番号検証 + 電帳法アーカイブ。フェーズ3(週4〜5):freee / MoneyForward(または自社ERP)連携 + APワークフローに修正UIを組み込み。フェーズ4(週6):全QAサイクル、セキュリティレビュー、監査証跡ウォークスルー。フェーズ5(ローンチ後):新しい文書クラスがオンラインになるにつれてマルチドキュメントタイプ(L/C、給与、KYC)を拡張。 ### パートナープログラムの仕組みは? システムインテグレータ、会計事務所、ERPコンサルティングがパートナーコードを申請。紹介した顧客が登録して処理を始めると、月額料金に対するベースコミッション + ティアブースト(Silver → Diamond)を獲得。AP自動化案件に入札するSI向けにはホワイトラベルのレベニューシェアも対応。 ## AI OCR で書類業務を自動化するガイド - [AI OCR とは何か(従来型 OCR との違いは)?](https://inferio.xyz/ja/blog/what-is-ai-ocr) - [なぜ AI の精度は自社データ次第なのか(そしてなぜ OCR が最初の一歩なのか)?](https://inferio.xyz/ja/blog/ai-needs-your-data) - [テンプレート vs AI フリーフォーム抽出:あなたの書類にはどちらが向くか?](https://inferio.xyz/ja/blog/template-vs-freeform-extraction) - [写真を「ただのテキスト」ではなく構造化データに変えるには?](https://inferio.xyz/ja/blog/image-to-structured-data) - [PDF からデータを抽出するには?(デジタル PDF もスキャン PDF も)](https://inferio.xyz/ja/blog/extract-data-from-pdf) - [OCR は手書き文字を読めるのか? 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